航空レーザー計測のデータ

航空レーザー計測はレーザー測距儀を使って航空機から地表までの距離を測定するものです。

航空機の位置を確認するためのGNSS受信機と慣性計測装置による航空機の姿勢や加速度を測ることで正確なデータを取得することができます。照射されるレーザーは飛行方向に対して垂直方向にある程度広い範囲でスキャンされます。そのため、かなり広範囲のデータを一度に取得することが可能です。航空レーザー計測が苦手な対象物として青色のものや黒色のものがあります。そのような色の屋根はレーザー光が吸収されて反射波が返ってきません。

欠測と呼ばれる状態になります。また、静かな水面も同じように欠測になる恐れがあります。ただし、少しでも波があれば計測可能です。航空レーザー計測が測定した距離には、建物や樹木などが含まれることになります。このようなデータを数値表層モデルのDSMと呼びます。建物や樹木の高さを取り除き地表のデータに変換をする作業がフィルタリングです。

フィルタリングが済んだデータをグリッド化したものを数値標高モデルのDEMと呼びます。これらのデータは二次元で表示されるため、高さ方向の情報は色の変化によって表します。高いところは赤などの暖色系、低いところは青などの冷淡色が使われます。つまり一番低い海面が青色です。そこから高くなるにつれて緑、黄色と段階的に変化します。このような高さの情報は1cm単位で記録され、15cm程度の誤差があります。

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