航空レーザー計測とは?

みなさんは「航空レーザー計測」という測量方法をご存知ですか。

飛行機を駆使して距離を測定するといった何となくのイメージはわくもののその仕組みをご存知の方は少ないのではないでしょうか。あるいはそもそもこの言葉自体を初めて聞いたという方も多いかもしれません。「航空レーザー計測」は、航空機から地上に向けてレーザー光を照射し、地上からの反射光との時間差により地上までの距離を求める測量方法です。

そのため、計測ではなく測量という言葉をつけて「航空レーザー測量」と呼ばれることの方が一般的にはやや多いかもしれません。そんな航空レーザー計測あるいは測量の一般的な空中から写真を撮ることで測量を行う「空中写真計測」に対する一番のメリットは、夜であっても計測できる点です。また、植物などの遮蔽物があってもレーザーは透過することができるため、森林地帯であっても詳細な地形データを得られる点がその強みと言えます。

なお、実際には航空レーザー測量を実施する際にはカメラが同時掲載された航空機を使用することが多いため、空中写真とレーザーによる計測を合わせて行うことが多いのが現状です。ただし、水平方向に対して精度の高い測量を行えない点が航空レーザー計測のデメリットと言えます。現状のレーザー点ごとの高さ精度はプラスマイナス15センチメートルほどとされていますが、この精度は標高に依存しないため空中写真計測に比べると高精度を誇る測量技術と言えるでしょう。

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