モービルマッピングの用途

モービルマッピングの用途として大きなものはもちろん地図の作成です。

地図作成は、今では航空測量が最も一般的ではないでしょうか。確かに、最終的に我々が目にする地図とはどんなものかを考えた場合、航空測量による上空からの地形情報取得は非常に大きな合理性があります。地図とは即ちその地形を上空から見たものになっていることが普通だからです。ですが、とくに都心部の地図を作成したい場合、航空測量には限界があることもあります。

航空測量では基本的に二次元的なデータしか得られませんから、例えば立体交差などは分かりません。モービルマッピングを活用すれば地上から三次元的なデータを得ることが可能です。これは三次元的な地図を作成するのに役立ちます。

また、モービルマッピングは特に道路や道路周辺情報を非常に高精度で把握できることから、単なる地図の作成といった用途には留まらず、道路に関係する仕事をしている人にとって有益な情報源となる可能性を秘めています。例えば道路行政を考えてみますと、当然ながら道路が車にとって走りやすいように、危険でないように保守管理する必要があります。

路面に凹凸ができていたり、わだちが深くなっていたりしては困ります。ガードレールの状態とか道路標識の状態などに関しても同様です。これらの情報について、いちいち全てを人が目視確認するのはとても大きな労力を要しますが、モービルマッピングシステムを利用すれば遥かに早く高精度で情報を得ることができます。

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