ドクターヘリの特徴について

ドクターヘリとは、救急医療活動を行うために医療機器や薬品とともに、医療スタッフが乗って現場に移動するためのヘリコプターです。

一般的な救急車のような、患者を搬送するという目的に加えて、医療スタッフをより早く現場に向かわせるという役割も担っています。ドクターヘリの内部には、医療機器が備わっているので、ヘリコプターが飛行中でも治療が可能です。現場まで最短距離で到着できるため、救急車での搬送に比べ治療を開始する時間が大幅に短縮され、治療開始時間が縮まることによって、死亡率や後遺症が残る可能性が減少するという分析結果も出ています。

また、治療時開始時間の短縮は入院日数が短くなり、医療費の削減につながることもわかってきています。ドクターヘリの出動要請は、一般市民から直接行うことはできず、通報を受けた消防機関が患者の状態や交通状況を考えて出動を要請します。一般的な救急車と同様に患者に費用負担はなく、行われた医療行為に対してのみ保険制度に基づいた費用を請求されます。

また、ドクターヘリは365日出動することが可能ですが、時間は午前8時から日没までと定められていますし、視界が不鮮明なほどの悪天候の場合にも出動できない可能性があります。運用するための費用は国と自治体が負担することになっていて、1か所で年間約2億円の費用が必要となりますが、有用性が認められるにつれて、配備される地域も年々増加する傾向にあります。

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