ドクターヘリのナースになるのは大変ですか?

ドクターヘリに乗り込むナースのことをフライトナスと言いま。

フライトナースになるのは大変ですと言わざるを得ません。残念ながら、そう簡単になれるものではないのです。まずは、看護師の資格を取る必要があります。高校を卒業後に3年以上看護大学などで学んで国家試験に合格すれば良いのですが、この3年間の間に1割程度の学生がやめていきます。2年生の後半くらいからは朝から夕方まで実習で、毎日レポートを提出しなければなりません。

夜遅くまでレポートに追われる日々が続きます。また、患者さんが死んでいくのを見ることもあるのです。晴れて看護師になったとしても、ドクターヘリがある病院自体がとても少ないのが現状です。2018年9月時点では全国に40か所足らずです。そして、単に看護師資格があるだけではドクターヘリには乗れません。

救急ナースとして3年以上の経験があるとか、救急ナースに関する専門資格であるACLSプロバイダーやJPTECプロバイダー資格や救急看護認定看護師などの資格を取得する必要があります。そして、ドクターヘリ講習なども受講しなければなりません。ドクターヘリ出動要請が入れば、平均3分で出動しています。迅速に動ける人でなければ、務まらないでしょう。また、狭い限られた空間で揺れることもあるヘリコプターの中という状況で、点滴の針を刺したり医師に機材を手早く渡さなければなりません。

要求される技術レベルも高いし、精神力や体力も必要です。心停止状態に陥っている場合や重症度が高い場合は、患者さんへの処置が1分遅れる毎に救命率は7~10%も下がります。フライトナースになりたいという人は、とても厳しい現場だということや非常に狭き門だということを十分に覚悟しておいてください。受験勉強が辛いようでは、おそらく途中で脱落するでしょう。

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